。・゜☆FAMILY☆?☆゜・。
2003年6月17日昨日に引き続き、今日は祖父の事。
父方の祖父はアタシが17の秋に他界してしまって、親戚付合いの薄いうちは誰かが亡くなっても、誰?ってカンジだったけど、尊敬していたじいちゃんとの別れは初めて感じた辛さだった。
病室でもう何を言ってるのかわからないくらいになって、目も白い膜がかかってた。
アタシはあの時の顔を一生忘れない。
高校生の頃、アタシは進学のために母方の実家で3年間を祖父母と共に過ごした。
毎日、ばあちゃんとケンカして3年の終り頃にはとうとう精神的に追い詰めてしまい、甲状腺を切る手術をさせてしまった。
きっとアタシのせい。
アタシがワガママじゃなかったらこんなことにはならなかった。
今でも後悔してる。
卒業後あたりからじいちゃんの具合が悪くなった。
入退院、手術を繰り返していた。
肝臓癌らしい。
でも高齢の肝臓癌はゆっくり進むと言われたし、まだ数年は元気でいるんだと誰もが安心していた。
80近い歳で、JRで5時間はかかる札幌の病院に通い治療を続けた事を医者は褒めていたし、几帳面で子供の好きな人だ。なにより宮城生まれってのがポイント☆
アタシは理由もなく宮城が好きだ。
隙あらば宮城の人と結婚して宮城県民になり最期は宮城の土に還りたいくらい宮城好きだ。(笑)
好きになり始めた頃は知らなかったが、自分にも宮城の血が流れてるかと思うととんでもなく嬉しかった。物心ついた時、じいちゃんはなんとなく喋りが違うって思った。ママもちょっと北海道とは違う気がしたのはそのせいだったんだね。
そしてその気持ちは抑えきれず、とうとう17の夏にじいちゃんはアタシを宮城に連れて行ってくれた。
生まれて初めての道外に目に映るもの全てが感激感動☆
屋根は瓦だし家の造りも町並みも全然違う。庭には普通に果物がなっている事、みんなが何を話しているのかさっっっぱりわからなかった事(笑)みんな感動した。じいちゃんの生家は裏に竹やぶがあって、トトロのおうちみたいだった。
また一緒に旅行がしたい!
今度はみんなで行きたい!
だから早く元気になってほしかった。
今年の4月末、状況は一変した。
ちょうど、アタシが東京の彼氏のとこに遊びに行ってる時、入ったメール。
「じいちゃん、転院することになったの」
この時、嫌な予感がしたのはどうやらアタシだけだったけど、当ってしまった。
わざわざ肝臓専門の病院にいるのに他の大きな病院に移るということは、癌が転移したに違いないと思った。
―膵臓癌
アタシが今一番ハマってるまんが『ブラックジャックによろしく』の最新刊5巻を読んだ後の話。
5巻は癌について特に膵臓癌のことで、「あぁ、このおばさん膵臓癌だけど今の日本医療に膵臓癌の特効薬は無いんだ」と知った直後、こんな事実を聞かされるとは…。
妹のこともあってアタシはますます、病院のことや病気、薬などの知識が欲しかった。だからブラックジャックによろしくにハマったんだと思う。
高齢だし手術は無理。でも3ヶ月後の生存率は15%。抗がん剤がどんなものかも知った今、迂闊に使って欲しくない。
数年の命が数ヶ月なんて……
長寿の家系だしもっと生きると思ってた。
まだ曾孫の顔見てないよ。
今年の夏が怖い。
遠いし休みもないから年一回しか帰らなかった実家に、今年は連休フル活用で帰ろうと思う。
これから痛がる姿を見ていくのは辛いなぁ。二度と会えなくなったら、さみしいなぁ…
人一倍、寂しがり屋のばあちゃんが残されて、早くにボケちゃってもかなしいなぁ。
アタシは仕事してても、いつだって考えると目頭が熱くなって、気が付くと鼻をすすっているまでになる。
今はそのことばかり頭から離れない。
就職活動の為に買った黒のスーツ、次に着るのはどうか悲しい場所じゃありませんように…
*なごみんさん、こちらこそありがとうm(_)m
父方の祖父はアタシが17の秋に他界してしまって、親戚付合いの薄いうちは誰かが亡くなっても、誰?ってカンジだったけど、尊敬していたじいちゃんとの別れは初めて感じた辛さだった。
病室でもう何を言ってるのかわからないくらいになって、目も白い膜がかかってた。
アタシはあの時の顔を一生忘れない。
高校生の頃、アタシは進学のために母方の実家で3年間を祖父母と共に過ごした。
毎日、ばあちゃんとケンカして3年の終り頃にはとうとう精神的に追い詰めてしまい、甲状腺を切る手術をさせてしまった。
きっとアタシのせい。
アタシがワガママじゃなかったらこんなことにはならなかった。
今でも後悔してる。
卒業後あたりからじいちゃんの具合が悪くなった。
入退院、手術を繰り返していた。
肝臓癌らしい。
でも高齢の肝臓癌はゆっくり進むと言われたし、まだ数年は元気でいるんだと誰もが安心していた。
80近い歳で、JRで5時間はかかる札幌の病院に通い治療を続けた事を医者は褒めていたし、几帳面で子供の好きな人だ。なにより宮城生まれってのがポイント☆
アタシは理由もなく宮城が好きだ。
隙あらば宮城の人と結婚して宮城県民になり最期は宮城の土に還りたいくらい宮城好きだ。(笑)
好きになり始めた頃は知らなかったが、自分にも宮城の血が流れてるかと思うととんでもなく嬉しかった。物心ついた時、じいちゃんはなんとなく喋りが違うって思った。ママもちょっと北海道とは違う気がしたのはそのせいだったんだね。
そしてその気持ちは抑えきれず、とうとう17の夏にじいちゃんはアタシを宮城に連れて行ってくれた。
生まれて初めての道外に目に映るもの全てが感激感動☆
屋根は瓦だし家の造りも町並みも全然違う。庭には普通に果物がなっている事、みんなが何を話しているのかさっっっぱりわからなかった事(笑)みんな感動した。じいちゃんの生家は裏に竹やぶがあって、トトロのおうちみたいだった。
また一緒に旅行がしたい!
今度はみんなで行きたい!
だから早く元気になってほしかった。
今年の4月末、状況は一変した。
ちょうど、アタシが東京の彼氏のとこに遊びに行ってる時、入ったメール。
「じいちゃん、転院することになったの」
この時、嫌な予感がしたのはどうやらアタシだけだったけど、当ってしまった。
わざわざ肝臓専門の病院にいるのに他の大きな病院に移るということは、癌が転移したに違いないと思った。
―膵臓癌
アタシが今一番ハマってるまんが『ブラックジャックによろしく』の最新刊5巻を読んだ後の話。
5巻は癌について特に膵臓癌のことで、「あぁ、このおばさん膵臓癌だけど今の日本医療に膵臓癌の特効薬は無いんだ」と知った直後、こんな事実を聞かされるとは…。
妹のこともあってアタシはますます、病院のことや病気、薬などの知識が欲しかった。だからブラックジャックによろしくにハマったんだと思う。
高齢だし手術は無理。でも3ヶ月後の生存率は15%。抗がん剤がどんなものかも知った今、迂闊に使って欲しくない。
数年の命が数ヶ月なんて……
長寿の家系だしもっと生きると思ってた。
まだ曾孫の顔見てないよ。
今年の夏が怖い。
遠いし休みもないから年一回しか帰らなかった実家に、今年は連休フル活用で帰ろうと思う。
これから痛がる姿を見ていくのは辛いなぁ。二度と会えなくなったら、さみしいなぁ…
人一倍、寂しがり屋のばあちゃんが残されて、早くにボケちゃってもかなしいなぁ。
アタシは仕事してても、いつだって考えると目頭が熱くなって、気が付くと鼻をすすっているまでになる。
今はそのことばかり頭から離れない。
就職活動の為に買った黒のスーツ、次に着るのはどうか悲しい場所じゃありませんように…
*なごみんさん、こちらこそありがとうm(_)m
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